歯を失ったときには早めに治療しましょう
~補綴治療~implant
歯を失ったときに歯の機能回復をはかるのを補綴(ほてつ)治療といいます。
ブリッジ治療や入れ歯治療、そしてインプラント治療が補綴治療に含まれます。
それぞれの治療には特徴があり、メリット・デメリットがありますので、
内容を理解して患者様に合う治療法を選ぶことが大切です。
阪急今津線「仁川駅」より徒歩7分の宝塚市の歯医者「たつみ歯科医院」では、お口の状態やご要望をふまえ、
患者様に合う治療法をご提案し、ご納得いただいた治療をご提供いたしますので、
を失ったときにはお早めにご相談ください。
歯が抜けたままにしていてはいけません
虫歯や歯周病、またはケガで歯を失うことがあります。「1本くらい……」と考えてそのまま放置してしまう方もいらっしゃいますが、それは大きな間違いです。すぐには変化に気づかないかもしれませんが、お口全体のバランスがくずれ、やがてはドミノ倒しのように健康が損なわれていく可能性があるのです。大きく分けて、機能面と審美面、そして生活面に影響を与えてしまいます。そうならないように、歯が抜けてしまったときにはできるだけ早く治療を受けることが大切です。
機能面への影響
お口の中には親知らずを除いて28本の歯があり、全体でバランスを取りながら、咀嚼機能を果たしています。そのため歯を1本でも失うと、じわじわと時間をかけて、となりの歯が倒れ込んできたり、咬み合っていた歯が伸びてきたりして、お口全体のバランスがくずれてしまいます。うまく咀嚼ができなくなり、やがて過度の強い力がかかる部位が生じると、その部分の歯の寿命が縮んでしまうのです。そしてドミノ倒しのようにお口全体の健康が損なわれる可能性を秘めているのです。
審美面への影響
歯が抜けていると白い歯が並んでいる中で、黒く目立ちます。とくに前歯は目立つので、ご自身でも気になると思いますが、奥歯を失ったときでも、口を大きく開けて笑ったときや、他人と対面して話しているときに、見た目が悪く、印象も悪くなる可能性があります。そして歯を失うとその部分だけでなくそのまわりの歯の歯ぐきやその下の顎の骨が退縮して位置が下がり、顔の輪郭が変化することもあるのです。つまり見た目も悪くなってしまうというマイナス面が生じます。
生活面への影響
歯を失いしっかり咬めなくなると、食べ物を細かく砕き、すりつぶせなくなり、そのまま飲み込むと消化器官に大きな負担がかかってしまいます。それは消化しにくい状態で食べ物が胃腸に送り込まれてしまうからです。そうすると栄養補給にも影響し、身体の健康を脅かす可能性もあります。また歯がない部分から息が漏れて、発音が不明瞭になることもあり、大切なコミュニケーションに支障をおよぼす可能性があるのです。またよく咬まなくなると脳への刺激や血流量が減って、脳の活性化の減少にもつながってしまいます。
当院が行っている補綴治療
失った歯の機能回復のための治療はおもに3つです。それはとなりの歯を削って支台にして連結した歯を装着する「ブリッジ治療」と取り外し可能な装置で補う「入れ歯治療」、人工歯根を埋め込んで支台にする「インプラント治療」です。こちらでは入れ歯治療とインプラント治療についてご説明します。
一人ひとりに合わせて作製いたします ~入れ歯治療~
入れ歯には長い治療の歴史があり、もっともポピュラーな治療法です。「咬みにくい」「外れやすい」「違和感がある」などのイメージがあるかもしれませんが、お口に合っていて、咬み合わせが整っていれば快適に使用できるのが入れ歯の特徴です。それは保険診療でも保険外診療の入れ歯でも同じことがいえます。当院では咬み合わせの調整に時間をかけて、快適に使える入れ歯のご提供を心がけています。
取り扱い入れ歯(義歯)
レジン床義歯
床部分がレジン製の保険適用の入れ歯です。 | ||
メリット |
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デメリット |
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ノンクラスプデンチャー
床部分に特殊な弾力性のある素材を使った、バネ(クラスプ)のない自費診療の部分入れ歯です。 | ||
メリット |
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デメリット |
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- 治療例
- 治療前
- 一般的な義歯
- ノンクラスプデンチャー
金属床義歯
床部分が金属でできている自費診療の入れ歯です。 | ||
メリット |
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デメリット |
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- 治療例
上顎
- 治療前
- 金属フレーム
- 口腔内トライアル
- 治療後
下顎
- 治療前
- 金属フレーム
- 口腔内トライアル
- 治療後
インプラントオーバーデンチャー
顎の骨に埋めたインプラントで固定する自費診療の入れ歯です。 | ||
メリット |
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デメリット |
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自然な咬み心地と美しい見た目 ~インプラント治療~
インプラント治療とは、失った歯があった部分の顎の骨に人工歯根を埋め込んで支台にして、セラミック製の被せ物を装着する、または特殊な入れ歯を使って歯の機能回復をはかる治療法です。人工歯根がしっかりと顎の骨と結合すると、グッと咬みしめることができます。そのうえ、咀嚼の際に刺激が顎の骨に伝わりやすいので、顎の骨が縮んでしまうのを防ぐメリットもあります。インプラントの上の補綴物も自然に美しく仕上げられるので、機能回復とともに見た目の回復も可能です。
当院のインプラント治療の特長
インプラントシステムを使用した治療
インプラント治療は比較的新しく開発された治療システムで、日々進化しています。常によりよい治療をご提供するため、当院歯科医師は頻繁に行われるセミナーや勉強会に積極的に参加して自己研鑽に励み、そして、いつでも患者様が安心して治療を受けられるように日々の診療をご提供します。そのため難症例の場合には、専門の先生をお呼びして治療を行うこともありますので、インプラント治療に関心がある方はお気軽にご相談ください。
インプラント治療の症例
- 治療前
- 治療後
ご自身の歯を利用した歯牙移植
歯牙移植とは、親知らず(智歯)や埋没歯(骨の中に埋まったままの歯)などの使われていない歯を抜歯して、歯を失った部分に移植する治療です。ご自身の歯を利用する自家歯牙移植は、異物反応を起こさず歯の機能を補えます。また、ブリッジのように両隣の歯を削らないので、まわりの歯の寿命を縮めるリスクを負いません。
歯の移植後は4~5ヵ月ほどで安定します。そして違和感なく咬むことができるようになります。ただし、歯牙移植を行うにはさまざまな条件をクリアしなければならず、移植する歯の部分が歯周病にかかっていない健康な状態で、移植する歯も健康でなければなりません。さらに歯の大きさが合うことも大切です。治療内容によって一部保険診療となる場合もありますので、まずはお気軽にご相談ください。